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キッチン アーカイブ

2007年10月25日

キッチン⑤ ~その他設備~

こんにちは、藤村です。
 本日は、キッチンのその他の設備について
ご紹介したいと思います。

まずは、ガスコンロです。
普通のガスコンロには、五徳という突起がついています。
鍋を火から下ろして滑らし移動させるときに、
スムーズにいくようにコンロ部分の突起部分に
段差をつけたものも市販されているようです。


gaskonro002.JPG


また、高齢になると視覚や嗅覚が鈍るので
ガス漏れ等の事故を防止できるよう
安全装置についても考えることも必要です。

「揚げ物火災防止機能」や「焦げ付き自動消火」、
「消し忘れタイマー」、
吹きこぼれ等に対応した「立ち消え安全装置」
の4つの機能がついた「セイフルコンロ」で
火災事故や調理中の火傷などを防止します。

換気扇については、通常紐を引いて
スイッチを入切しますが、
手が届きにくいため、背伸びをするので
足元のバランスを崩しやすくなります。

手元で操作できるように装置を低く配置するか
また最近ではリモコンでスイッチを入切することが
できるようです。

ユニバーサルデザインのものも多く市販されてきていますので
同居する家族の使いやすさや、キッチンの環境に
応じていろいろ工夫してみるとよいと思います。

(参考文献:
 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)

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2007年10月18日

キッチン④ ~電気コンロ~

こんにちは、藤村です。
本日はキッチンに関連して
電気コンロについてご紹介したいと思います。

電気コンロは、家事をする高齢者にとって、
火を使わずに調理できるので
その安全性から人気があるようです。

電気コンロの種類は大きく分けて2種類あります。


●電気調理器 
鍋を置く天板の部分が加熱されるので、
調理後、鍋を下ろした後もしばらくは
余熱が残ってやけどをする場合があります。
メリットとしては、底が丸い形のものを除いて、
使用する鍋の種類を問わず使用できます。


●電磁調理器  (主にIHクッキングヒーター)
鍋自体を発熱させるので、スイッチを切った後は
余熱が残りません。
 
ただ、注意しなければならないのは、
専用の鍋を使用することと、その使用用途を
必ず守ることです。


例えば、こんな事故が実際に起こっています。
付属の専用天ぷら鍋で、炒め物を済ませようとして
加熱調理したケースです。

電磁調理器には、短時間で一気に加熱する「加熱キー」と
少しずつ温度を上げていく「揚げ物キー」があるそうですが、
揚げ物用の鍋で、「加熱キー」を使用してしまったため
少量の油の温度が一気に上昇して火災が発生してしまった
そうです。
   

思わぬところから火災事故につながる危険性があるので
うまく使い分けて安全に調理してほしいと思います。

電気コンロには、「五徳」という
突起がないので、鍋をそのまま滑らして移動するのが
安全にでき、また掃除が楽というメリットがあります。

gaskonro001.JPG


次回は、キッチンのその他の設備について
ご紹介したいと思います。
 
 
(参考文献:
 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)



※セレシスって何?という方は、こちらのセレシスのコンセプトをご覧下さい。
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2007年10月11日

キッチン③ ~調理機器の寸法~

こんにちは、藤村です。
本日は、キッチンつながりで調理機器の寸法
についてご紹介したいと思います。

調理台やシンク、コンロは、おおむね市販されているもので
その高さが80cm、85cmの2種類になります。

ただ、これらが高齢者や障害を持つ人の使いやすい高さに
合わない場合、足元の台輪(だいわ)部分
(調理機器の下のほうにある収納部分の下にある10cmほどの下枠)
で高さの調整ができます。
 
k-heightadjusutment001.JPG


なお、足が不自由で長時間の立ち作業が難しい場合は
「サポートバー」を取り付ける場合もあります。
これは、調理台に寄りかかって作業するのに
便利で楽です。

k-supportbar003.JPG

 
また、椅子に腰掛けて調理作業する場合は
膝を入れるスペースのついたものを選びます。

k-sitonchair000.JPG

 
さらに、車いすに対応したものでは、下の図のような
形のものが適しているそうです。

k-wheelchairsink004.JPG


特徴は、膝が入りやすいように
シンクが浅めにつくられているところです。
また、水栓金具は水がはねるのを防ぐために
泡沫水栓にします。

こうしてみてみると、その人の使いやすさによって
寸法や形が随分異なることに気づくと思います。

また、調理機器は利用する方自身が
ショールームへ行った際、実際に
使ってみて無理なく安全に使用できるかどうか
確かめてみてから検討してみることをお勧めします。

(参考文献:
 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)

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2007年10月04日

キッチン② ~キッチン内の配置~

こんにちは、藤村です。
本日は、キッチン内の配置について
様々な例をみていきたいと思います。 

家庭の調理場であるキッチンは、
作業が複雑で時には危険を伴う場所なので
特に高齢者が使用する場合は、気をつけたいところです。


まず、調理機器を一直線上に配置する『Ⅰ型』は
動線がシンプルで無駄がないのですが、
キッチンの規模が大きくなった場合に
「調理台⇔シンク⇔コンロ」の移動距離が長くなります。


type-i%20kitchen0001.bmp


次に、配置が直角になる『L型』。
『Ⅰ型』に比べて移動距離が少なくなり
足の弱い高齢者や車いすを使用する方にとっては
使いやすいようです。


type-l%20kitchen0001.JPG

 
上図のように、冷蔵庫・シンク・調理台・コンロの前面の中心を
頂点にした三角形(ワークトライアングル)が
 キッチンの作業動線のおおまかな目安となります。
 家づくりの豆知識として知っておくとよいと思います。
  

(参考文献:
 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)



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2007年09月27日

キッチン① ~ダイニングとの配置~

こんにちは、藤村です。
本日はキッチンについてです。

まず、配置について簡単におはなししたいと思います。
調理する「キッチン」と食事をする「ダイニング」は
双方の動線を短くして家族とのコミュニケーションが
取りやすくする配置がよいそうです。


これは壁や建具で完全に仕切らずに、
ハッチ(※)やカウンターなどで
やや遮るような感じで「しきり」をする方法があります。

※ハッチ=壁の両側から物の受渡しができるように設けられた
       開口部のこと。



hatchogkitchen001-01.JPG

↑↑ハッチやカウンターがあると、座りながら、調理の下準備ができて、
   また配膳作業もしやすいので便利です。



counterofkitchen001.JPG

↑↑キッチンを使用するのは主に主婦の方が多いので
   調理作業をしながら、子供への視線も届くようにダイニング側に調理器具を配置します。


配置を工夫することで、調理作業が便利になったり
同時に気にかかることもカバーできるので
参考にしてみてはいかがでしょうか。

次回はキッチン内の配置についてご紹介します。

(参考文献:
 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 東京商工会議所刊より)



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