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地震について考える ~液状化現象の後②~

こんにちはタムタムです。


前回は液状化現象の後は不同沈下が起きるというお話をさせていただきました。
そこで今回も液状化現象が引き起こす問題点についてお話させていただいます。

地盤が液状化を起こすと、水が低い方へ流れるように、液状化した地盤が
移動することがあります。この現象を属に側方流動と言われています。

このような現象として問題になるのは、上に建っている建築物の移動、沈下だけでなく、
地中に埋まっているガス管、排水管などが破断する可能性が極めて高いと言うことです。

また港湾では岸壁付近の地盤が液状化して岸壁が海側へせり出した結果、
背後の地盤が側方流動により移動・沈下し大きな被害を受けることがあります。

阪神大震災での被災総額約10兆円の内、港湾関係の被害総額が
約1兆円とされており、経済的にも多大なる影響を与えます。
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  ↑側方流動の威力と言えば家の基礎を支える杭をも折ってしまうほど凄まじいものです。
    ビルが地盤から離れ、2~3メートルも移動してしまった例もあります。


個人での対策は難しいですが、仕組みを知っているのと知らないのとでは、
不足の事態での対応力に影響します。

興味のある方は書店などで詳しく調べてみてはいかがでしょうか?


次回は地震の統計データをお話させていただきます。

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2008年07月10日 15:09に投稿されたエントリーのページです。

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